1987年から開催されたラグビーワールドカップですが、歴史も長く中には強豪と呼ばれ何回も優勝を決めた国も存在します。そこでこの記事では、ラグビーワールドカップの歴代優勝国と最多優勝国を紹介しています。さらにそんな強豪ひしめく中、日本はどの程度の成績を収めているのかも紹介しているので、スポーツの日本チーム応援にハマっている人はぜひご覧になってください。
ラグビーセブンズワールドカップ優勝国一覧
男子セブンズのラグビーワールドカップは1993年、女子のラグビーワールドカップは2009年から開催され、以下のように優勝国最多は男女共にニュージーランドとなっています。またニュージーランドは優勝を逃しても準優勝や3位入賞している大会が多く、女子は辛うじてオーストラリアが善戦している形です。さらに日本は一度も上位に食い込んだことはなく、最高順位も1993年と2005年に記録した13位のみとなっています。また、勝敗も散々たる結果で、勝率が50%を超えたことはほとんどなく、2009年には4戦全敗と1勝もできずにラグビーワールドカップを終えており、優勝国に渡り合える実力とはほど遠いことが分かっています。
| 開催年 | 男子優勝 | 男子準優勝 | 女子優勝 | 女子準優勝 |
| 1993年 | イングランド | オーストラリア | ||
| 1997年 | フィジー | 南アフリカ共和国 | ||
| 2001年 | ニュージーランド | オーストラリア | ||
| 2005年 | フィジー | ニュージーランド | ||
| 2009年 | ウェールズ | アルゼンチン | オーストラリア | ニュージーランド |
| 2013年 | ニュージーランド | イングランド | ニュージーランド | カナダ |
| 2018年 | ニュージーランド | イングランド | ニュージーランド | フランス |
| 2022年 | フィジー | ニュージーランド | オーストラリア | ニュージーランド |
ニュージーランドが最多優勝国の理由
ニュージーランドがラグビーワールドカップの最多優勝国になっている理由は、国内で開催されているラグビーの大会の仕組みが原因だと考えられています。というのもニュージーランドでは各地域に設立されているクラブラグビーがそのまま世界大会への切符になる可能性を秘めているからです。しかも、ニュージーランドは子供のころからラグビーをするという風習が根付いているため、他の国よりもラグビーに関わる機会が多いという特徴があります。興味を持つ人が多ければ優秀な選手が生まれる可能性も高くなるので、ニュージーランドがラグビーワールドカップなどの国際大会で最多優勝国になるのは当然だと言えます。
セブンズの大会が終了した理由
セブンズのラグビーワールドカップが2022年を最後に終了した理由は、セブンズが2016年からオリンピックの正式種目として認定されたからです。したがって、ラグビーワールドカップの代わりに開催された、2016年リオデジャネイロオリンピックと2020年東京オリンピックと2024年パリオリンピックの優勝国のデータを以下に紹介しています。試合の構成は予選ラウンドと決勝トーナメントに分かれており、日本は表彰台こそ登っていませんが、ニュージーランドなどの強豪国を撃破するなど好成績を収めています。
| 開催年 | 男子金メダル | 男子銀メダル | 男子銅メダル | 女子金メダル | 女子銀メダル | 女子銅メダル |
| 2016年 | フィジー | イギリス | 南アフリカ | オーストラリア | ニュージーランド | カナダ |
| 2020年 | フィジー | ニュージーランド | アルゼンチン | ニュージーランド | フランス | フィジー |
| 2001年 | フランス | フィジー | 南アフリカ | ニュージーランド | カナダ | アメリカ |
ラグビーユニオンワールドカップ優勝国一覧
ユニオンのラグビーワールドカップは1987年から2026年4月現在までに合計10回開催されており、最多優勝国は南アフリカの4回で、次いでニュージーランドの3回が続いています。日本は上位入賞こそありませんが、2019年に準々決勝にも進出しており、ベスト8も1回だけ経験があります。日本が開催地だった2019年の第9回大会を皮切りに世界的に視聴者が増え、2023年フランス大会では世界の累計視聴時間が13億を超えたことが話題になりました。
| 開催年 | 男子優勝 | 男子準優勝 | 女子優勝 | 女子準優勝 |
| 1987年 | ニュージーランド | フランス | ||
| 1991年 | オーストラリア | イングランド | アメリカ | イングランド |
| 1994年 | イングランド | アメリカ | ||
| 1995年 | 南アフリカ | ニュージーランド | ||
| 1998年 | ニュージーランド | アメリカ | ||
| 1999年 | オーストラリア | フランス | ||
| 2002年 | ニュージーランド | イングランド | ||
| 2003年 | イングランド | オーストラリア | ||
| 2006年 | ニュージーランド | イングランド | ||
| 2007年 | 南アフリカ | イングランド | ||
| 2010年 | ニュージーランド | イングランド | ||
| 2011年 | ニュージーランド | フランス | ||
| 2014年 | イングランド | カナダ | ||
| 2015年 | ニュージーランド | オーストラリア | ||
| 2017年 | ニュージーランド | イングランド | ||
| 2019年 | 南アフリカ | イングランド | ||
| 2021年 | ニュージーランド | イングランド | ||
| 2023年 | 南アフリカ | ニュージーランド | ||
| 2025年 | イングランド | カナダ | ||
南アフリカが最多優勝の理由
南アフリカがラグビーワールドカップ優勝国常連になっている理由は、選手のフィジカルが非常に高いからです。その上2019年と2023年の連覇はラシー・エラスムスという現在南アフリカラグビーチームの総監督の影響だとも言われています。ラシー・エラスムスは低迷していた南アフリカのラグビーに独自の育成システムやプレイ方針を取り入れることで、優勝に大きく貢献しています。トップもそのことを理解しているのか、2025年12月にラシー・エラスムスとの監督契約を2031年まで延長したことを発表しています。詳しい教育方針などを公開していませんが、選手などのインタビューから察するに、ラシー・エラスムスは褒め上手な人なんだと思います。選手達は口々監督からこのようなことを褒められたという発言を繰り返しており、それが南アフリカチームのやる気に繋がっているようです。
ラグビーにおける日本の功績について
ラグビーワールドカップにおける日本の功績は、経済力による海外選手の誘致です。実はラグビーワールドカップ優勝国の国民には、経済的な事情から才能があってもラグビーができない人が多数存在します。しかし、ラグビーワールドカップのルールとして、他のスポーツほど国籍を厳しく制限していないので、才能があるのに代表メンバーに選ばれない人は日本を中心とした海外のチームに所属することを夢見ています。そんな選手の受け入れを日本は積極的に行い、選手のお子さんの学費や住まいなどの面倒も見ています。そのため、海外選手の中には日本に帰化してまで選手として戦う人もいるため、ラグビーの日本代表チームは多国籍なチームになり、キャプテンが外国人なことも多々あります。
まとめ
ラグビーワールドカップの優勝国は、ニュージーランドや南アフリカを中心とした国々が多いですが、日本も積極的に海外の選手を誘致することで実力をメキメキつけています。また、女子ラグビーの活躍も目を見張るものがあり、12チーム中9位などチーム力の底上げと共に徐々に順位を上げています。また、日本独自の経済力や生活力を武器に、海外の選手が帰化してラグビーチームに所属することも多いので、そんな選手から日本人が知恵やテクニックを学び、これから益々日本代表チームが楽しい試合を見せてくれるのではないかと期待の声で溢れています。






