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スーパーラグビーとは?日本人で活躍した選手はいる?サンウルブズについても

スーパーラグビーとは?日本人で活躍した選手はいる?サンウルブズについても

スポーツには同じ走る競技でも、走り幅跳びや障害物レースやマラソンなど、様々なタイプがありますよね。それと同じようにラグビーにも種類があることを皆さんはご存知ですか?知らない人はぜひこの記事をご覧いただき、ラグビーにはどんな種類があるのかをご覧いただくとよりスポーツ観戦を楽しめると思います。特にこの記事で紹介しているスーパーラグビーは普通のラグビーとは違った魅力があるので、どんな日本人選手が活躍したのかも含めて解説しています。

目次

スーパーラグビーとは

スーパーラグビーとは、オーストラリアとニュージーランドとフィジースバの各ラグビー協会が共同で運営管理しているラグビー競技会のことで、1986年にサウスパシフィック・チャンピオンシップの名前で設立されました。設立した理由はラグビー人気に対抗するためという説が濃厚で、1986年と言えば海外のチームが日本にまで遠征してラグビーの試合をしているほど世界的にラグビーブームが加熱していました。以降度重なる名称変更の後に2006年参加チームが15チームになったのを切っ掛けにスーパーラグビーの名称に変更されています。

レギュラーシーズンについて

スーパーラグビーでは、レギュラーシーズン全14戦の勝敗で獲得したポイントでプレーオフ進出チームが決まります。ただし、以下に紹介する勝敗以外に3トライ以上獲得して勝利した場合は勝利チームに、勝利チームとの総得点差が7点以内の場合は敗戦チームにそれぞれボーナスポイント1が勝ち点に加算される仕組みになっています。つまり、敗戦濃厚な試合展開だったとしても、諦めず少しでも点を入れることで勝ち点を確保できる可能性があるため、最後まで気の抜けない試合を観戦できる利点があります。なお、15戦して勝利数が同じチームが複数でてきた場合は、それぞれのチームの獲得勝ち点で優劣を決めます。さらに勝ち点も同じだった場合は、得失点差によって優劣を決め上位8チームがプレーオフに進出できます。

勝敗獲得勝ち点
勝利4点
引き分け2点
敗戦0点

対戦カードを決める方法

スーパーラグビーのレギュラーシーズンの対戦カードを決める方法は、自チーム以外のチームとそれぞれ1戦ずつ対戦する方法とローカルダービーに分かれています。ローカルダービーとは対戦チーム同士の地理や歴代の対戦成績などが考慮されます。例えばニュージーランドのチーム同士であるクルセイダーズとハリケーンズは、ローカルダービーでもよく組まれている人気対戦カードです。そして対戦カードの中で一番の魅力と言われているのが、スーパーラウンドの開催です。スーパーラウンドとはスーパーラグビー開催中の特定の週末に、全試合を1つの会場で開催するというイベントです。世界中のスーパーラグビーのチームとファンが1つの会場に揃うので、日本のコミケのようなイベントをラグビーでやっているような感覚と説明すると分かりやすいかもしれません。

プレーオフの対戦方法を紹介

スーパーラグビーのプレーオフでは、トーナメント形式になるため、1回負けたらそのチームのプレーオフは終了です。引き分けになったときは延長戦を行い、それでも決着が付かないときは、サドンデスルールが採用されます。サドンデスとは先に得点を取ったチームが勝ちになるルールで、ゲームでいう大乱闘スマッシュブラザーズと同じだと表現すれば分かりやすいでしょうか。

2026年に変更されるルールを解説

スーパーラグビーはよりスピード感のある競技にするために、2026年からルールが改正されています。詳しくは次の見出しで紹介していますが、これらのルール変更と合わせて映像確認者であるTMOがトライに繋がるようは反則やイエローカード以上の反則を審判が見逃した場合に限り、TMOが審判に介入できるというルールが加わりました。分かりやすく説明すると、テレビ観戦している視聴者がテレビに向かって「おい!今の反則だろう!」と言えば野球のようにチャレンジができるということです。残念ながら観客が見ていても、TMOの人が見ていないと介入はできませんが、このルールで誤審の影響で試合が台無しになることが少なくなります。

50:22キックのルール改正について

50:22キックとはボールを持っているチームのプレイヤーが自分の陣地から蹴ったボールが、相手のゴール手前でバウンドしてタッチラインを割った場合、攻撃側のボールになるというルールです。通常のラグビーの場合はパスは横にしか出すことができず、前に出すとオフサイドの反則を取られてしまいますが、スーパーラグビーでは特定の条件を満たすことでのみオフサイドが取られないという魅力があります。つまり、通常のラグビーよりもボールを運ぶ速度が早いので、点を取るまでの展開が早く試合が分かりやすくなっています。

アクシデンタルオフサイドのルール改正

試合の速度をさらに早くするため、アクシデンタルオフサイドの反則時にフリーキックができるようになりました。アクシデンタルオフサイドとは、意図せぬ形でオフサイドエリアにいる味方に接触してしまった場合の反則です。従来なら相手チームにスクラムが与えられていましたが、スクラムは時間が掛かるので、フリーキックになったものと考えられます。

ラックのルール改正とは

スーパーラグビーのラックでは審判が「ユーズ」とコールした場合、残りの選手は追加でラックに参加することができなくなります。つまり、力の均衡が崩れたラックになった場合はそのまま相手ボールになる展開が増えるということです。これによって、負けそうだからラックに加わることができないため戦況が悪いチームはその後のゲーム運びを考える必要がでてきます。

スーパーラグビーで活躍した日本人選手

スーパーラグビーは優秀なラグビー選手が多数出場するため、毎年日本人が活躍するのは難しいとされていました。しかし、そんな中でも活躍した選手は存在し、中にはチームを優勝に導いた選手もいます。一番有名なのは、日本人として初めてスーパーラグビーに出場しプレーオフ優勝を経験した田中史朗です。残念ながら2024年に引退しているため、現在試合での姿を見ることはできませんが、2015年に日本人として快挙を達成したことは今でも伝説になっています。また、知名度ならスーパーラグビーチームのキャプテンを努めた堀江翔太も負けてはいません。日本人FWとして初めてスーパーラグビーに出場した経歴を持っている選手で、首の怪我が無ければもっと活躍できたのではとも言われています。

日本人チームはないの?

2026年現在のスーパーラグビーには日本人チームが存在しません。しかし、2016年から2020年まではサンウルブズという日本人チームが存在していました。スーパーラグビーから参加しなくなった理由は流行病の影響が大きく、出場地まで長距離移動するには弊害がありすぎて出場を断念しています。現在も再出場の目途は立っていませんが、出場しても実力差がありすぎるとの声もあります。サンウルブズの出場中の成績は一度もプレーオフに進出したことが無く、2017年以外は全て最下位です。したがって、再び出場するには日本ラグビー自体の実力を上げる必要があると考えられています。

まとめ

スーパーラグビーとは、通常のラグビーとはルールの違う形で開催されているラグビーで、優秀なラグビー選手が多数出場する大会として有名です。過去には日本人チームも存在しましたが、現在は日本人が海外のチームに加入することはあれど、日本のチーム自体は存在しません。そんなスーパーラグビーですが、年々ルール改正が行われより分かりやすく試合テンポもよくなっているので、ラグビー初心者はスーパーラグビーのほうが分かりやすいのではとも言われています。

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WORLD RUGBY FOOTBALL 編集長の剛太(ゴウタ)です!ルール・トレーニング情報から映画・漫画・ゲームのコラムまで、ラグビーを一緒に楽しく学べる専門サイトです!

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