近年スポーツ観戦の形も大きく変わり、それに合わせた大会が開催されるようになりました。しかし、スポーツ観戦の敷居が低くなる半面、それぞれの大会の違いが分かりにくくなる傾向にあります。そこでこの記事ではネーションズチャンピオンシップとはどんな大会なのかを紹介しています。インターネットを含めた観戦できる場所も紹介しているので、スポーツ観戦初心者にもぜひご覧いただきたいです。
ネーションズチャンピオンシップって何?
ネーションズチャンピオンシップとは、2026年から2年に1度7月と11月に開催される予定のラグビーユニオンの大会です。大会はネーションズチャンピオンシップとワールドラグビー・ネーションズ・カップの2部構成になっており、2030年以降は大会の成績によってリーグの昇格と降格をかけて対戦することになります。出場チームは北半球と南半球でそれぞれ以下に紹介する12チームの出場が決まっており、対戦カードも北半球対南半球という形をとっている点は大きな特徴です。
| 北半球 | 南半球 |
| アイルランド | 南アフリカ共和国 |
| スコットランド | ニュージーランド |
| ウェールズ | オーストラリア |
| イングランド | アルゼンチン |
| フランス | フィジー |
| イタリア | 日本 |
南半球シリーズのスケジュールについて
2026年に開催される第1回ネーションズチャンピオンシップ南半球シリーズは、以下の対戦カードで行うことが決定しています。特に第1ラウンドと第3ラウンドは既に東京で開催されることが決定しているので、チケットが取れればぜひ現地観戦することをおすすめします。ちなみに日本と対戦するイタリアとフランスとアイルランドは、いずれも世界ランキング12位の日本よりも上位のチームなので、かなり勝つことは難しいと思います。それでも試合は何が起こるか分からないですし、2015年に日本が南アフリカに勝つような大番狂わせも期待できるので、ファンとして応援したいですね。
| ラウンド | 対戦カード1 | 対戦カード2 | 会場 | 日程 |
| 1 | ニュージーランド | フランス | OneNewZealandStadium | 7月4日 |
| オーストラリア | アイルランド | AllianzStadium | ||
| 日本 | イタリア | 秩父宮ラグビー場 | ||
| フィジー | ウエールズ | CardiffCityStadium | ||
| 南アフリカ | イングランド | EllisPark | ||
| アルゼンチン | スコットランド | EstadioMarioAlbertoKempes | ||
| 2 | 日本 | アイルランド | TBC | 7月11日 |
| ニュージーランド | イタリア | HnryStadium | ||
| オーストラリア | フランス | SuncorpStadium | ||
| フィジー | イングランド | HillDickinsonStadium | ||
| 南アフリカ | スコットランド | LoftusVersfeld | ||
| アルゼンチン | ウエールズ | EstadioSanJuandeBicentenario | ||
| 3 | 日本 | フランス | 東京国立競技場 | 7月18日 |
| ニュージーランド | アイルランド | EdenPark | ||
| オーストラリア | イタリア | HBFPark | ||
| フィジー | スコットランド | ScottishGasMurrayfield | ||
| 南アフリカ | ウェールズ | HollywoodbetsKingsPark | ||
| アルゼンチン | イングランド | EstadioUnicoMadredeCiudades |
北半球シリーズの開催スケジュールとは
2026年に開催される第1回ネーションズチャンピオンシップ北半球シリーズは、11月6日から11月21日まで以下のスケジュールで行われる予定です。開催会場は公式サイトでもまだ発表されておらず、これから決まるものと思われます。日本と対戦する予定のウエールズとイングランドとスコットランドは、いずれもランキング上位のチームですが、スコットランドには2019年に勝ったことがあります。また、ウエールズとの対戦も勝ち星こそ無いものの、点数的にはかなり拮抗した内容が多いので、勝てるチャンスは十分あると思います。
| ラウンド | 対戦カード1 | 対戦カード2 | 会場 | 日程 |
| 4 | 日本 | ウエールズ | 不明 | 11月6日から11月8日 |
| ニュージーランド | スコットランド | |||
| オーストラリア | イングランド | |||
| フィジー | フランス | |||
| 南アフリカ | イタリア | |||
| アルゼンチン | アイルランド | |||
| 5 | 日本 | イングランド | 11月13日から11月15日 | |
| ニュージーランド | ウエールズ | |||
| オーストラリア | スコットランド | |||
| フィジー | アイルランド | |||
| 南アフリカ | フランス | |||
| アルゼンチン | イタリア | |||
| 6 | 日本 | スコットランド | 11月21日 | |
| ニュージーランド | イングランド | |||
| オーストラリア | ウエールズ | |||
| フィジー | イタリア | |||
| 南アフリカ | アイルランド | |||
| アルゼンチン | フランス |
ネーションズ・カップのルールについて
ネーションズ・カップとは、ネーションズチャンピオンシップで行われる下部リーグのことで、北半球と南半球でそれぞれ以下のチームがネーションズチャンピオンシップへの昇格をかけて戦います。昇格と降格に関する詳細なルールは現在公開されていませんが、試合の勝ち負けによる獲得ポイントによって昇格と降格が決まるのではと予想しています。
| ヨーロッパ・アフリカ・アジアグループ | パシフィック・アメリカグループ |
| ジョージア | トンガ |
| スペイン | サモア |
| ルーマニア | カナダ |
| ポルトガル | アメリカ |
| ジンバブエ | ウルグアイ |
| 香港 | チリ |
ファイナルズ・ウィークエンドについて
ファイナルズ・ウィークエンドとは、ネーションズチャンピオンシップの北半球シリーズと南半球シリーズのチーム同士が戦うリーグのことです。北半球シリーズと南半球シリーズの各順位同士が対戦するので、実質的に北半球と南半球のどちらが強いのかを決めることになり、2026年は以下のスケジュールで開催が予定されています。
| 11月27日 | 11月28日 | 11月29日 | |
| 第1試合対戦カード | 北半球第6位 | 北半球第5位 | 北半球第4位 |
| 南半球第6位 | 南半球第5位 | 南半球第4位 | |
| 第2試合対戦カード | 北半球第3位 | 北半球第2位 | 北半球第1位 |
| 南半球第3位 | 南半球第2位 | 南半球第1位 |
ネーションズチャンピオンシップを観戦する方法
ネーションズチャンピオンシップを現地観戦するには、日本ラグビーフットボール協会やそれに準ずる団体が販売しているチケットを購入する必要があります。2026年3月現在はチケットぴあやラグチケでの販売が発表されてはいるものの、まだ購入することができません。また、購入可能時期になればrugbyticketingでも発表されるはずなので、観戦予定の人は各公式サイトの続報をお待ちください。一方オンライン観戦を予定している人は、WOWOWSPOへの加入をおすすめします。WOWOWSPOとはAmazonやAMEBAでも提供されているラグビーなどのスポーツ国際試合を観戦できるサブスクリプションで、月額1980円で契約可能です。
他の国際大会とネーションズチャンピオンシップの違い
ネーションズチャンピオンシップと他の国際大会との違いは、強豪国しか出場できないという点です。例えばラグビーのワールドカップは、弱い国と対戦して勝ち点を確保できれば決勝リーグに出場することが可能です。しかし、ネーションズチャンピオンシップは上部と下部で実力が分かれているものの、世界ランキング上位のチームしか出場していません。したがって、組み合わせによる運勢で勝つといったことがまったくできない仕組みになっている上に、戦うリーグによっては勝ち星が全く取れない組み合わせになる可能性もあります。しかし、強いチームもしくは世界ランキングで拮抗しているチームとの対戦が実現するので、野球やサッカーでいうオールスターゲームという認識が分かりやすいと思います。
まとめ
ネーションズチャンピオンシップとは、2年おきに開催されるラグビー強豪国との組み合わせを重視した国際大会です。2026年の高いスケジュールは一部を除いて既に決定しており、日本のスタジアムを使う試合もいくつか用意されています。まだチケット販売は発表されていませんが、WOWOWでのオンライン観戦ができることが発表されているので、興味のある方はこれを機会に契約をおすすめします。






