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ロビー・ディーンズが挙げる「強いチーム作り」の条件とは?経歴も紹介

ロビー・ディーンズが挙げる「強いチーム作り」の条件とは?経歴も紹介

日本でも馴染みのあるロビーディーンズ監督ですが、各チームの監督期間が長いため、名将であることは確かな事実です。同時にチームに金言をいくつも残していった人なので、この記事ではその発言を元にロビーディーンズが挙げる強いチーム作りの条件を考察しています。経歴も紹介しているので、どのような過程でロビーディーンズが強いチームを作ってきたのかご覧ください。

目次

ロビーディーンズの経歴

ロビーディーンズは1979年から1990年までの間、ニュージーランドのカンタベリー州でラグビー

選手していた経歴を持っています。現役時代の得点力はかなりのもので、11年間で146試合に出場し1641得点を上げています。また、ニュージーランド代表としては5試合に出場して50得点をあげていることから、ただ弱いチームと戦っていたわけではなく、世界的にもロビーディーンズの実力が通じることを証明しています。引退してからはカンタベリーのコーチを担当し、1997年のヘッドコーチデビューでさっそくチームを優勝に導いています。そんな実績を買われ世界中からコーチのオファーがきたらしく、以下のチームでヘッドコーチ、2001年から2003年にニュージーランド代表のアシスタントコーチを担当したことがあります。なお、2026年7月からはイングランドのハーレイクインズというチームで監督をすることが分かっています。

時期チーム名
2000年から2008年クルセイダーズ
2008年から2013年オーストラリア代表
2016年から2017年バーバリアンズ
2014年から2025年埼玉パナソニックワイルドナイツ

強いチームの考え方とは

ロビーディーンズは過去にコーチの仕事は、選手が自分たちで考え、答えを見つけることを手伝うことだと応えています。確かにコーチと選手で見えていることが違うこともありますし、ベンチ判断だけで作戦を練るのは危険すぎます。しかし、選手達がピッチで見えていることをサポートする形で作戦を練れば、今現在降りかかっている問題をクリアすることで、状況を改善できます。重要なのは選手達が悩んだり解決しそうなことを後押しすることで、仮に成功すれば成功体験としてポジティブに考えられますよね。そして失敗した場合は、コーチ側から俯瞰的に見てどこが問題だったのかを見てもらうことが可能です。したがって、ロビーディーンズはあえて選手達に強制するような指示を出さない形で強いチームを作っているのではと感じました。

代表になれる選手を育てる条件

ロビーディーンズは、ラグビーオーストラリア代表のような選手を育てるときに、相手が誰であっても勝てるだけの実力を身に付けることを重視するそうです。反対に自分たちよりも強い相手に勝てる策を練ることは重要ですが、国際試合では通用しないと思うんです。理由はいかなるスポーツにおいても、日本人が国際試合をすると対応力の無さが露呈して負けることが多いからです。特に自分が嫌がる戦術を繰り返しやられたときのメンタルはゴリゴリ削られますし、仮にそれをラグビーの試合時間80分も続けられたときにはしばらく立ち直れないでしょう。そこで、ロビーディーンズは、自分たちよりも強い相手に勝てる策を練るよりも、どんな選手にもかたるだけの実力を重視した練習をしているものと思われます。

選手から見た強いチームの条件

かつてパナソニックワイルドナイツでロビーディーンズのコーチングを受けた稲垣啓太は、監督が考えるチームは負けっぱなしにすることがあると答えたことがあります。これはロビーディーンズが常にチームを最善の環境で育てる必要が無いととの考えによるものだと噂されています。例えばウェイトトレーニングでも、最初は軽い重りを選びますが常に軽い物を持ち上げているだけでは筋力は付きませんよね。徐々に重りを重くしたり、筋肉への負荷の掛け方を変えたりしてトレーニングする人が多いと思います。恐らく試合の勝ち負けも同じで、一回負けっぱなしにすることで考え方や体の動かし方をニュートラルな状態に戻すんです。そこから解決策を見つけることが強いチーム作りの条件なのではと筆者は考えています。実際ロビーディーンズは練習ではいっぱいミスをしてほしいと指示を出しているそうで、試合でいきなり本番の空気を感じるよりも、練習の軽い負荷からミスをしてそれが試合でどう動くのかを選手に覚えさせているものと思われます。

強いチームのコンディション管理

ロビーディーンズが掲げる強いチームでは、コンディション管理を徹底しているような印象を受けました。これはただ選手を大事にするという意味ではなく、選手が大丈夫ですと発言しても必ず医師の診断を待つということです。それを感じたのが2連覇後の新しいシーズンで、とある選手が自分はまだできるから試合に出してくれとロビーディーンズに頼んだそうなんです。しかし、ロビーディーンズは、近頃ハードに動きすぎている選手の状況を見ていいから休めと言って試合に出場させなかったことが暴露されています。この事から、ロビーディーンズが掲げる強いチームを作る条件は、選手のコンディション管理をしっかりすることではないかと筆者は感じました。

言葉の使い方が上手なロビーディーンズ

ロビーディーンズのコーチングを受けた選手からは、発する言葉が良く考えられていると評価されています。周囲がそのことを強く実感したのが、パナソニックの山沢拓也に対して、自分からイニシアチブを持って物事を始める選手は、必ず成長しますと評価したことです。例えば率先して練習しているということば、ラグビーにおいて自分にはまだ足りないものがあり、それを明確にできている証にもなります。つまり練習をすることでその問題を解決できるかもしれないと本人が判断しているわけです。この練習の重要なところは、人が1人で考えられることには限界があるという点です。

例えば皆さんも会社で仕事をしているときに、相手に納品する前に人に確認をお願いしたり、時間を置いて再度確認したりすることがあると思います。これはスポーツにおいても同じことで、仮にロビーディーンズが問題ないと思った事象でも、他の選手は問題だと思う可能性があり、それをコミュニケーションや練習などで穴埋めしていくことでチームは強くなれます。この事を分かっているからこそ、ロビーディーンズはイニシアチブを重要視しているのではと筆者は感じています。

まとめ

ロビーディーンズは、世界中から引っ張りだこの名監督で、日本でも埼玉パナソニックワイルドナイツの監督を務めていたことがあります。その際には、コーチの仕事は、選手が自分たちで考え、答えを見つけることを手伝うことなどの名言を残しており、日本ラグビーの発展に大きく貢献していました。一見自由とも取れる教育方針ですが、コンディションなど選手生命に関するところは頑固で譲らないなど、選手達からも厚い信頼を集めていました。そんなロビーディーンズですが、2025年を最後に日本ラグビーから身を引いており、活躍の場を海外に移し現在に至ります。

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WORLD RUGBY FOOTBALL 編集長の剛太(ゴウタ)です!ルール・トレーニング情報から映画・漫画・ゲームのコラムまで、ラグビーを一緒に楽しく学べる専門サイトです!

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