2019年に日本で開催されたラグビーW杯の影響もあり、年々日本でもサッカーや野球に追随する勢いで人気が高まっているラグビー。今では子供たちの競技人口も以前よりも増えましたが、そんな中でも密かにラグビー留学と呼ばれるものが流行っているようです。ではラグビー留学とは一体何なのでしょうか、今回の記事ではラグビー留学について深掘りして紹介します。
ラグビー留学とは?
まずはじめに、今回の記事で取り上げるラグビー留学について紹介したいと思います。ラグビー留学とはまさにその名のとおり、ラグビーの競技レベルの向上のために異国の地に赴いてより専門的な環境下で指導を受ける制度のことです。
実はサッカー留学や野球留学、バスケットボール留学等のサービスが年々普及してきており、こうしたサービスを利用して海外で自身のレベルアップのために武者修行に励む若い選手が増えてきました。ラグビー留学はかつてはサッカーや野球ほどのそこまで一般的ではなかったものの、近年のラグビー人気が高まったことで一気に需要が増した印象がありますね。
ラグビー留学はどのようなメリットがある?
ではラグビー留学に行くと実際にどのようなメリットがあるのでしょうか。ラグビー留学で得られる主なメリットといえば、主に下記のとおりです。
- 世界トップクラスの環境で指導を受けられる
- 外国人選手とのプレーで選手としての幅が広がる
- 技術、フィジカル等の能力が大幅に向上する
- 国際文化を学び、言語を習得できる
日本もラグビーのレベルが上がっているとはいえ、まだ世界の強豪と比較すると指導や環境のレベルはトップクラスとはいえないのが現状です。それだけに将来有望な選手を海外の一流の環境下で、適切な指導を受けさせることで大幅な成長を目論む、というのがラグビー留学の主な目的であり最大のメリットでしょう。また異国の地で過ごすことで海外文化や言語を学べるのもメリットの一つ。こうした経験が人間育成にも大きく関係すると捉える方も多いようです。
ラグビー留学のデメリットは?
その一方でラグビー留学には下記のようなデメリットもあります。
- 高額な費用が発生してしまう
- 怪我のリスクが高い
- 適応できないケースもある
ラグビー留学の最大のデメリットはやはり金銭面の負担で、後述しますがかなり大きな金額がかかってしまうこととなります。また海外選手とのプレーは日本でのラグビーよりも強度が圧倒的に高く、それ故に前十字靭帯断裂等の大怪我をしてしまうリスクも高いと言えるでしょう。前十字靭帯などの大怪我をしてしまうと復帰までに1年ほどの時間を要してしまいます。それだけにせっかく高額な費用を払ってラグビー留学に行ったのに、怪我で殆どプレーできなかったというケースも少なくないようです。
ラグビー留学の人気渡航先について
ラグビー留学の渡航先としては、主に下記の3カ国が挙げられます。
- ニュージーランド
- 南アフリカ
- アメリカ合衆国
特にオールブラックスとして世界でもトップクラスのレベルの高さを誇るニュージーランドがラグビー留学の本場として人気が高いようですね。また近年ではアメリカの大学のラグビー部に入部するラグビー留学も流行り始めています。最新の研究に基づいて、ハイレベルな環境でラグビーに取り組めることから、ニュージーランドではなくアメリカへ渡航する選手も増えているようです。
ラグビー留学の費用について
ここからはラグビー留学に行く際に実際に発生する費用についてみていきましょう。ラグビー留学の際に発生する費用は渡航先やエージェントによってかなり振り幅があると言われていますが、一般的には年間で200万円から400万円が相場と言われています。またこの金額に加えて現地までの航空券代や海外保険、ビザ申請費用などもかかるため最大でも500万円を見積もっておくのが無難ではないでしょうか。
この金額を聞くととてもじゃないですが簡単に行けるものではないと思いますよね。ただラグビー留学の中には奨学金制度や特待制度を設けているエージェントや提携クラブがあり、日本である程度の実績がある選手は大幅に費用が減額されるケースも珍しくないようです。ですのでこうした制度を狙って、ラグビー留学に行く選手も多いようですね。
ラグビー留学に行く際の必要な手続きは?
もしラグビー留学に行となった場合、手順としては主に下記の手順で手続きを進めていくこととなります。
- 渡航先の決定
- 滞在ビザの申請
- 費用の支払い
- 航空券や海外保険の申し込み
- 渡航、現地でエージェントと合流
ですのでまずはラグビー留学としてどの国のどの都市に行くのかを決めて、以降はその国のルールに合わせてビザを申請したりすることになりますね。ニュージーランドはワーキングホリデービザの提携国であることから、ビザの取得も容易なだけに比較的渡航しやすい国だと言えるのではないでしょうか。
ラグビー留学に行く際の年齢制限はある?
最後にラグビー留学に行く際の年齢制限についてお伝えします。
結論から述べるとラグビー留学に行く際の年齢制限は申請ビザの種類や、現地の受け入れクラブによって異なりといえます。中高生の場合だと若い選手で9歳頃からラグビー留学に行く選手もいるようですが、多くの選手は数週間から数ヶ月と短期での渡航になるケースが殆どです。
一方で成人している選手や大学生年代の選手の場合は、現地の大学への編入やワーキングホリデービザの取得が可能なことから、年単位のラグビー留学に行く選手が殆どです。ですのでラグビー留学に具体的な年齢制限が設けられているわけではありませんが、未成年だと一般的に短期留学、成人している選手だと年単位の留学が可能だといえるのではないでしょうか。
まとめ
今回の記事ではラグビー留学について、ラグビー留学とは一体何なのか、かかる費用や手続きの方法、そして年齢制限について紹介しましたがいかがでしたか。ラグビー留学は高額な費用がかかることから、まさにハイリスク・ハイリターンとも言われますが、しっかりと準備をすれば間違いなく有意義な機会になるはずです。それだけに事前に入念な下調べをして、ラグビー留学に行くことをオススメします。










