スポーツに関わらず高校生が魅せるものは、将来の有望株を探せる絶好の機会です。そこでこの記事では高校ラグビーで活躍した選手がどのようにして進路先を決めているのかを紹介しています。東大阪市花園ラグビー場で名プレーを魅せた選手を中心に紹介しているので、高校ラグビーを観戦している人にはぜひご覧になってほしいです。
ラグビーで活躍した選手の進路先
高校ラグビーで活躍した選手の多くは、進路先にラグビーの強い大学や企業を選びます。例えば高校日本代表でも活躍していた田邊隼翔と古澤晴也は、明治大学への入学が決まっていますし、荒木奨陽や泊晴理は帝京大学に入学しています。特に2026年は帝京大学が人気で、日本代表からは既に7名が入学しています。この他にも早稲田大学や明治大学など関東のラグビー強豪校への入学が目立っています。対して関西地方の大学に入学する生徒は少なく、立命館1名に近畿大学が1名、京産大学が1名という結果になっています。その他日本代表の進路先は以下の一覧表をご覧ください。
| 進路先 | 名前 |
| 帝京大学 | 勝又篤 |
| 津村晃志 | |
| 林宙 | |
| 髙梨太吾 | |
| 明治大学 | 平尾龍太 |
| 須藤蒋一 | |
| 手崎颯志 | |
| 慶応義塾大学 | 喜瑛人 |
| 京都産業大学 | 角方温太 |
| 青山学院大学 | 市川結雅 |
| 早稲田大学 | 笹部隆毅 |
| 大東文化大学 | マイカ・ダヴェタ |
| 関西学院大学 | 南川祐樹 |
| 矢守勇生 | |
| 法政大学 | 須田琥珀 |
| 近畿大学 | 坂田弦太郎 |
慶応義塾大学進学の代表外選手
高校ラグビーには日本代表以外にも進路先が楽しみな選手が多数存在します。例えば慶応義塾大学1年生になり頭角を現すようになった浅野優心は既にメディアでも話題になっています。浅野優心は東福岡戦で、スコアレスで相手に大差をつけられた後に、モールを中心に攻撃を組み立て14得点をあげた選手です。日本代表には選ばれていませんが、状況に合わせた細かいゲームの組み立て方は、日本代表に限らずどのチームにも欲しい攻撃のピースではないでしょうか。
また、同じ慶応義塾大学に進学した前鹿川雄真の活躍にも目を見張るものがあります。2年生の頃は176cm90キロの体を試合で活かせることが無かったのですが、3年生になった途端に才能を開花させ、副主将としてチーム全体がプレイしやすい環境づくりに力を入れていました。その結果フィールドでも活躍し、見事第105回全国高校ラグビーフットボール大会を優勝で飾りました。
立教大学進学の注目選手
立教大学に進学した桐蔭学園高等学校の権藤祐輝は、第12回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会予選プールから、高い対応力を発揮した選手です。特に尾道高等学校との試合では、44対0のスコアレスで勝利を収めるほどの圧力を魅せ、前半のみの出場ではありつつも十分な存在感を発揮していました。また、桐蔭学園高等学校には他にも鈴木豪や毛利幸太など、ストイックにラグビーに取り組む選手が何人もいるため、そんな高校ラグビーが進路先の立教大学のラグビーチームにどこまで通用するのかが楽しみです。
尾道高等学校が残した花園名シーン
尾道高等学校が残した花園で記憶に残るプレーは、第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会2回戦、昌平高等学校と尾道高等学校との試合で見れた、佐藤麗斗のコンバージョンキックです。佐藤麗斗はこの試合だけで5度のコンバージョンキックを成功させた選手で、筆者も安定性が高いと思っていました。というのも佐藤麗斗がコンバージョンキックを担当したのは、前半2本と後半4本で後半は失敗こそあったものの、試合終了直前で魅せたコンバージョンキックは成功させています。終盤になると集中力や体力も切れてくる中で、高いキック成功率を持っているという点は高校ラグビーだけでなく、進路先の大学になっても大きな武器になるはずです。
京都成章高等学校の花園名プレー
京都成章高等学校は第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会で惜しくも準優勝の高校ですが、強い選手が沢山いるのも印象的な高校です。特にどの試合でも安定してトライを決めている米本啓太朗の存在は大きく、後半26分意地のトライを決めて何とか桐蔭学園高等学校に一矢報いることができました。このトライに至った理由は、米本啓太朗の高いタフネスにあると筆者は感じています。試合中複数人でタックルされることも多かった米本啓太朗ですが、それらをもろともせずにゴールラインを目指す姿はすごく格好良かったです。体格が格闘家のようにがっしりしているところも魅力的で、とても高校ラグビーの選手には見えませんし、進路先の慶應義塾大学に入学してからも通用するはずです。
記憶に残る大阪桐蔭高等学校のプレー
大阪桐蔭高等学校が残した第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会の中でおすすめは、モレノ経廉ザンダーのプレーです。モレノ経廉ザンダーは日本代表こそ選ばれませんでしたが、代表候補に選ばれた実績があるほど注目度の高い選手です。桐蔭学園高等学校との準決勝でも、敗れはしましたが後半4分に決めた貴重なトライは、多くのファンに可能性を感じさせてくれたと思います。
さらに大阪体育大学に進学した坂田大和も忘れてはいけない選手の1人です。2回戦では光泉カトリック高等学校相手に圧倒的な得点力をチーム全体で見せつけており、3回戦へ弾みをつけていました。そんな大阪桐蔭高等学校ですが、高校ラグビー日本代表の泊晴理がいるだけあって、他にも個性的な選手が揃っており、帝京大学を筆頭に色々な進路先を選んでいることが印象的でした。
大会最多得点を記録したプレー
第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会で最多得点を記録したのは、2回戦長野県飯田高等学校と対戦した目黒学院高等学校です。この試合で目黒学院高等学校は前半だけで75得点、後半にもさらに40得点をあげています。長野県飯田高等学校も後半メンバー交代で何とか状況を打破しようとしましたが叶いませんでした。いくら長野県飯田高等学校のリザーブメンバーが揃っていなくても、全国大会で圧倒的な得点力を魅せるのは非常に難しく、目黒学院高等学校の選手層の厚さを感じました。特に17回のコンバージョンキックを担当した中村理応の存在は大きく、高校ラグビーでこの精確性なら進路先の東洋大学に進学してからも力を発揮できると思います。
まとめ
高校ラグビーで活躍した選手は日本代表選手を中心に関東のラグビー強豪校を進路先に選ぶ人が多いようです。特に帝京大学や明治大学は近年進路先に選ぶ人が非常に多い印象でした。同時に高校ラグビーは関西でも人気がありますが、進路先に選ぶとなると花園での歴史よりも大学での実績で進路先を選ぶ人が多い傾向にあります。しかしどんな進路先に行っても選手達が楽しく試合をできるように、ファンとして応援でラグビーを盛り上げていきたいですね。










